葦笛(横笛)を手にされた方も随分と増えたこと。
ちゃんと吹けるようになったかな?
吹かなくても、守り笛として持ち歩くのもいいかも。
さて、手元の葦笛、ドレミ音階になってるものは運指通りに吹くとその音がなるので、正しく吹けているかわかりやすいが、そうでないやつ(指穴が同じ大きさで等間隔に開いているもの)は、音程がとりづらいのではないでしょうか?
そのようにお嘆きの貴兄に朗報!
実は、「葦の五音」で構成されています。7つの指穴全て使うのではなく、5つの音だけを使うと奏でやすくなります。

その音とは、
零(F) 一(G) 三(Bb) 四(C) 五(D)
です。実際は少しcentがずれていて、耳慣れた西洋音階とは違って聞こえます。

この5音の組み合わせで適当に鳴らしているだけで、曲に聞こえてきます。実際、多くの曲がこの5音で構成されています。
また、一 二 四 五 六、 二 三 五 六 七というように、一音ずつずらして移調することも出来ます。
ぜひ、試してみてください。
葦原に吹く風のアンニュイさを感じることが出来ると思います。