堺葦船学校

葦を通じて里川運動へ。 葦、葦原、葦船、葦笛など。 思いつくまま、気の向くまま、 風まかせ、流れまかせ。

2009年08月

葦三昧の8週間、終了

7月12日 葦船研修会 ミニ葦船づくり
7月19日・20日 氷見葦船学校
7月24日 伊勢に「神4号」届ける
7月25日・26日 油ヶ淵葦船学校
8月1日 葦笛工作教室in楽しいんやさかい水辺の学校
8月7日 葦笛工作教室in青麻神社
8月8日・9日 仙台葦船学校
8月12日 ミニ葦船修復
8月14日 ミニ葦船修復
8月15日 葦笛工作教室in洞戸
8月24日 ミニ葦船完成「神5号」
8月23日 葦笛教室inとやの潟校(新潟)
8月29日 葦船補修in中津
お疲れ様

ミニ葦船完成。

7月12日に作り始めて、8月中には完成できるだろうと高をくくっていたら、作業する日がないことに気づく。
8月12日、キャンプ出発の前日、キャンプに持っていって仕上ようと、準備していたが、先に途中まで作っていた船は太すぎて手に負えないことが判明。
急遽、作り直す。パーツまで作り、キャンプ地でラセン巻き、幅寄せまで行う。
キャンプ後、8月16日午後、池内チーフマイスターを呼びつけ、友人たちにも手伝わせ、ラセン絞り、前後曲げ完了。
8月24日、新潟から未明に帰ってきて、仕事、と思っていたら、会社は休み(変則休業)、で仕上にかかる。波除をつけて掃除して完成。進水試験を行う。
本体乾燥重量5kgで3kgの浮力(3kgの重さのものを乗せてもデッキに浸水しない)を確認。






新潟観光

今回の葦笛教室で新潟を訪れるついでに、観光をしてきた。
去年、とやの物語2008で作った「山潟丸」は、山潟小学校の校庭の片隅でひっそりと横たわっていた。

同じく、「アシビレックス号」(昨年11月若干のリメイク)は、自然環境専門学校の施設敷地内で人目につかず、しかしその雄姿を誇っていた。

今年、私が仙台で葦船を作っていたとき、同時に助さんが新潟でとやの物語2009にて葦船を作っていた。しかも、私の油ヶ淵での「ふちまるジャンボ」が最大クラスだと自負していた記録をあっさりと塗り替えたという。半信半疑の思いで、保管先のビュー福島潟を訪ねた。


でけ!
ここには、昨年11月作った小型展示用船「プリンセス楽雁」ととやの物語2007での「とやの父母(チチカカ)丸」(助さんが何度かリメイク)も保管されている。



今年の船と比べると大きさの違いがわかる。

葦笛教室inとやの潟校

8月23日、新潟市で葦笛教室を開催。
「とやの潟校」というプログラムの中の1授業。
主催者からの要望もあり、サンポーニャタイプを作り、その後、演奏会も行うという内容。
昨年、とやの物語2008に於いて、フォルクローレ奏者のタンタナクイに担当していただき、生徒と共にステージで演奏した経緯があり、それを意識してのことか。
今回は、私が担当。ということは、演奏に関しては初体験。どうなることやら。
助手として、堺の金本さんを連れて行った。彼は、作り方を教えるのは非常に卓越している。が、本人曰く、音は全くダメ。
朝、主催者側のスタッフに作り方講習を行い、作成時間短縮に務める。
午後の本番、まず葦の話を少し(10分程度)。でいきなり作り始める。
作るのは簡単だが、音合わせ(チューニング)は苦労する。結局、私がほとんど走り回ったか。
さて、問題の演奏の時間。
かねてより練っていたラヴェルの「ボレロ」。
曲名とか伏せたまま、リズム練習を繰り返す。途中、「このリズム、聞いたことある?」と問いかけると、「水戸黄門」と返ってきた。確かに!
「ド」のグループ、「ミ」のグループ、「レ」のグループに分けて、3拍子で順番に吹き続ける。フライパンを使って、タムの換わりにリズムを刻む。
調子に乗ってきたところで、私が横笛で主旋律を奏でる。約10小節。
これで終わり。
曲になった!皆の目がキラキラ光る。
いつも、教室が終わったときは虚脱感みたいなものを感じるのだが、このときほどドカッと感じたことはない。





葦笛教室inサマーキャンプ

毎年行ってるサマーキャンプ。友人の娘の嫁ぎ先。岐阜県関市洞戸。
5月にその家族が友人宅に帰省中、ウチで葦笛工作教室を行ったことがきっかけで、今回のイベントにつながった。
8月15日、ムラの盆踊り。昼間の出し物として、木工教室と葦笛教室が。
2回に分けて、延べ20本の葦笛(横笛)が誕生した。
実は、開催する、しないで直前までわからず、準備だけはして出かけた。
8月13日、よっちゃん(つれの娘のだんな)が私と一緒に吹き鳴らしていたところ、「やっぱりやりたい!」と言って、笛を持って青年団の所に営業活動に出かけた。彼の笛の腕前はその間にも見る見る上達し、曲を奏でるまでになっている。おそらく、人に聴かせたい、伝えたいという想いがそうさせたのだろう。







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